このブログは同名の書籍「研修医はじめの一歩」(リブロ・サイエンス発行)から、日記部分だけを抜粋してお届けしています。

この物語はフィクションです。


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医師を志す主人公・山際悟史のもとに届いた、亡き父(山際  薫)の研修医日記。

その日記を読みながら悟史の頭に浮かぶ、臨床研修上の数々の疑問。

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 月曜日だが、今日は祝日。祝日も病院は休日体制である。休日でも病棟には行かなければいけないが、休日体制だと気持ちの張り感が違い、ゆったりできる。
 人工肛門の近藤社長は、食事も始まって至って元気。元気になってきたら、だんだん社長っぷりを発揮し出してきた。

 「俺は糖尿病気味だから、栄養指導を受けたい」と言い出した。確かに、内服が必要な感じの数値であったので、栄養指導は必要そうだった。
 「でも、今日は祝日ですから」と伝えても、「なんとかしろ」と言うので、ダメもとで栄養科に電話したら、良い栄養士さんがいて、「いいですよ」となった。早速、栄養指導オーダーを立ててお願いした。(120)
 「本当にすみませんね」と奥さんがすまなそうに言っていた。

 午後には、人工肛門の近藤さんのところに、ストマケア(人工肛門ケア)のためWOC(ウォック)ナースさんに来てもらった。

 WOCナースさんとは人工肛門の専門の看護師さんのようだった。皮膚のことをいろいろと話をして、今の近藤さんに合うストマパウチを選んでくれた。いろいろなことを知っている人だった。今度、ゆっくり話をしてみたいと思った。(121)

 夕方に、今度は奥さんから、身体障害者認定の診断書を書いてほしいと渡された。なにかと近藤さんのことが多い一日だ。
 その診断書は見ても、なんだかよくわからなかったので、後で池内先生に渡すこととしてお預かりした。(122)

 通常の診断書については、「書いたあと見せてくれれば書いてかまわないよ」と池内先生に言われているけど、身障者認定の診断書はよくわからなかった。(123)

204身体障害者診断書完成


 3連休が終わった。少し研修に疲れ気味であったので、リフレッシュできて良かった。ミーにも会えたし。週末からの4連休は5日にはミーがまた来てくれることになった。

 俺が外科をローテーションしているうちは、ミーのところに休日に行くのは無理そうだった。ミーには申し訳なかったけど、どうしようもなかった。






疑問
悟史の疑問120
栄養士さんとはどんな人? 栄養指導とは何のこと?
 栄養指導とは? 栄養士さんとは? どんなことをする人なのかな?


悟史の疑問121
「WOCナース」とはどんなことをする人か?
 WOCナースとはどんな人なの? 専門職なのかな?


悟史の疑問122
「身体障害者認定の診断書」とは?
 身障者認定の診断書とはどのようなものなんだろう?


悟史の疑問123
研修医が診断書、公的文書を記載してもいいのか?
 通常の診断書は研修医でも書いていいのか? 自信ないな? 大丈夫かな?






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