このブログは同名の書籍「研修医はじめの一歩」(リブロ・サイエンス発行)から、日記部分だけを抜粋してお届けしています。

この物語はフィクションです。


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医師を志す主人公・山際悟史のもとに届いた、亡き父(山際  薫)の研修医日記。

その日記を読みながら悟史の頭に浮かぶ、臨床研修上の数々の疑問。

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 大事件発生だ。木月先生が、ある患者さんに非常に気に入られて「今度、娘に会ってほしい」と言われたそうだ。(171)
 
 写真を見せてもらったら可愛いかったらしい。みんなで、大いに冷やかした。木月先生はまんざらでもなかったみたいで、照れていた。
 もちろん、丁重にお断りしたらしいが、さすがは木月先生だ。みんなから愛されるキャラクターで、患者さんにも信頼されている。なんだか、自分のことのように嬉しかった。俺にもそんなことないかな。

 今日は日曜日なので、先週疑問に思ったことを本で調べまくった。あのカンファのとき以来、本当は、疑問に思った日に解決するようにしていたのだが、なかなか難しいことも多く、できなかったら遅くとも、その週の日曜日には必ずやることにしたのだ。以前は、どの本を見たらいいのかさえわからなかったが、池内先生にいくつか参考になる医学書を教えてもらって購入していたので、前よりかなり効率的に勉強することができた。(172)

 臨床で役に立つ本と、学生時代に使っていた本とはかなり違っていた。休日に勉強なんてしている俺はかなりすごいと、自己満足していた。

 浮かれている木月先生が教えてくれたのだが、病院の中にはいろいろな委員会があるらしかった。委員会といっても学校の放送委員とか風紀委員とかではない。
 例えば「薬事委員会」。病院の中で使う薬の重要なことを偉い人が集まって決めているらしい。(173)

 そのほか、「衛生委員会」や「医療安全管理委員会」などもあるらしい。(174)

 確か古木先生は医療安全管理委員会の委員だったはずだ。「今日は委員会だから先に回診していて」と夕方の回診をせずにどこかへ行ってしまうことが多かった。病院の中にはいろいろなことを決めている委員会があることがわかった。あまり研修医には関係ないかもしれないけれども。





疑問
悟史の疑問171
プライベートで患者さんに会って問題にならないか?
 患者さんと病院外で会うのは医師としてはどうなんだろうか?
 そもそも会っていいのかな?


悟史の疑問172
研修中に浮かび上がった疑問の解決方法は?
 その日のうちに疑問を調べるのは難しそうだな。
 調べるにしても、その方法がわからないかも。
 どんな本が良いのかもわからないな。


悟史の疑問173
「薬事委員会」とは何か?
 なるほど「薬事委員会」というものがあるのか。
 具体的にはどんなことをしているんだろう?


悟史の疑問174
「衛生委員会」とは? 「医療安全管理委員会」とは何か?
 「衛生委員会」や「医療安全管理委員会」も、具体的にどんなことをしているんだろうか?




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